こんにちは、森雨です。
うちは数年前(息子が生まれたごろ)からずっとナチュラルクリーニング一本でやってきました。
キッチンの洗剤類はエコ系食器用洗剤が一つあるだけで、何をするにも天然の成分だけで
お掃除してきました。
何の不自由もなくここまできたんですが、
使う前までは
ナチュラルクリーニングって難しそう…
ナチュラルクリーニングってなんか汚れが落ちなさそう…
よくわかんないけど、なんか手荒れしそう!
とずっと思っていました。
今回はそんな不安症な過去の私やあなたのために
ナチュラルクリーニングはこれさえ揃えておけばOK!
とりあえずごちゃごちゃ言わないでこの方法だけ覚えておけば完璧!
というのを伝授します!
これさえ読めばあなたも、
「ナチュラルクリーニングめっちゃ簡単だよ?知らないの?」
と人に自慢できるくらいにはなりますよ。笑
ナチュラルクリーニングはとりあえずこれさえ揃えておけばOK
まず、ナチュラルクリーニングに必要な物がわからないと話にならないですよね。
まず、よく知らなくても想像つくのが
- 重曹
- クエン酸
- セスキ炭酸ソーダ
くらいでしょうか?
いいですよ、初めはそのくらいで。十分です。
それに加えて中級者以上になると、
- 酸素系漂白剤
- 粉せっけん
があれば完璧です!もうあとは何もいりません!
以前にも記事にしましたが、実際よく使っているのはこのくらいですね。
容器もすべて100均で買いそろえられるし、なんなら重曹なんかも今ではすべてまとめて購入できます。
(>【これで完ぺき】ナチュラルクリーニングに使うアイテムを全部集めてみた。)
【これがキホン】重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸の使い方
ナチュラルクリーニングしようとしている人にコレだけは押さえておいて欲しいのが、
重曹・セスキ・クエン酸の基本的な役割とその使い方。
ナチュラルクリーニングはその辺の洗剤と違って具体的に用途が定まっているわけではなく、
どこにでも使えるぶん、何に使うとより効果的か?ということを知っておく必要があります。
【ナチュラルクリーニング①】重曹の役割・使い方
重曹は料理にも使われますよね。
でもお掃除の際は掃除用の物のほうが割安です。
重曹は以下の3つの特徴があります。
- 弱アルカリ性
- 研磨作用
- 消臭作用
ナチュラルクリーニングでの使い方としては主に水や粉石けんと練り合わせて使います。
重曹を水に少し溶いてクリームの硬さにし、ステンレスのシンクやコップの茶渋なんかに使うと
綺麗になりますし、ガスコンロのこびりついた汚れなんかにも効果を発揮してくれます。
身近な物でいうと、クレンザーのようなものです。ていうか手作りクレンザーです。
面白い使い方でステンレスのお鍋の焦げを綺麗に取ってくれるワザがあります。
お湯を沸かしたお鍋の中に重曹をさらさらーっと大さじ3くらい入れると
「しゅわわー!」と泡が出て、そのまま火を止めて放置。
お湯を冷ましてから洗うときれいさっぱり焦げつきがとれるんです。
(アルミニウムの鍋は黒ずんでしまうので注意)
その他にも重曹はお風呂に入浴剤代わりに入れたり、消臭剤として使うことも可能。
(この方法はまた後日記事にします)
うちではプラスチックのソースボトルに入れて使っています。
【ナチュラルクリーニング②】クエン酸の役割・使い方
クエン酸は酸なので酸っぱいです。
舐めたら一気に目が覚めます。死ぬほど酸っぱいです。
重曹がアルカリ性なのに対し、クエン酸は文字通り『酸性』です。
アルカリ性の石けんあかや水あかを中和させて落としてくれます。
- 菌を抑える
- 無臭で水に良く溶ける
- (洗濯に使うと)柔軟剤代わりになる
ナチュラルクリーニングではクエン酸ではなく、食酢で代用出来ます。
でも、酢を使うほうが割高な気がするし、酢の匂いが気になることも無きにしもあらずなので、
クエン酸は買っておいても良いかと思います。
クエン酸は水に溶かし、スプレーボトルに入れて使います。
【ナチュラルクリーニング③】セスキ炭酸ソーダの役割・使い方
家で一番活躍しているのが、『セスキ炭酸ソーダ』(別名『アルカリウォッシュ』)
重曹より溶けやすいし、アルカリ度が高いので油汚れを落とすのにテキメンに効いてくれます。
キッチンにセスキのスプレーボトルを置いて毎日の掃除に使っています。
- 重曹より強いアルカリ性
- 水に溶けやすい
- とにかく使いやすい
キッチンのべたつきや、壁の油汚れなんかにシュッシュ!とスプレーして拭きます。
汚れがひどい場合はキッチンペーパーの上からスプレーして「パック」し、しばらく置いてふいてやると良いです。
また、(布ナプキンを利用している人は知っていると思うけど)
セスキ炭酸ソーダは血液汚れにも適しています。
布ナプの通信販売のサイトでは必ずと言っていいほどセスキ炭酸ソーダが一緒に売られています。
それくらいタンパク質汚れに強いということです。
だから、お父さんのえりの黄ばみなんかにも洗濯前にシュッ!としておくだけで効果抜群ですよ!
【実演】オーブントースターをピカピカにしてみた
ナチュラルクリーニングが「どのくらい普通の洗剤なみにきれいになるか」という疑問ですが、ここは論より証拠。
実際に私が掃除せずに放置していたオーブントースターを重曹とセスキだけで綺麗に
してお見せしましょう。
はい、汚いですね!(開き直りっ)
パンくずと一緒に焦げ付きや手あか、油汚れも目立ちます。
でも大丈夫。これくらいのほうがやりがいがある…
新聞紙を床に敷いて始めましょう。
オーブントースターってこういう細かいところにゴミがたまるのが嫌ですよねぇ…。
とりあえず、ここは歯ブラシで丁寧にやっていきます。
コゲつきには重曹が良いです。
歯ブラシは重曹と水を適当に混ぜたものをつけながら掃除しました。
あとはセスキ炭酸ソーダだけでいけそうです。
まず、トースターのドア付近のしつこい油汚れにはペーパーでパックです!
キッチンペーパーを細長くちぎって貼り付けているだけです。
これを数分置いて、その間はほかの箇所もセスキで拭き上げます…。
すると、
ピッカピカになりました!
良かった!
これで気持ちよくパンを焼けます!
ナチュラルクリーニングの良いところ
ナチュラルクリーニングの良いところは、
- 洗剤を使わないから安心
- 洗剤の余計な匂い(香り?)が付かないから安心
- 洗剤を買わなくて済むから経済的
- コスパがとにかくいい(=やっぱり経済的)
- 場所をとらない
- 洗剤を使うより断然手荒れしにくい
- すごく環境に優しい
年末の大掃除シーズンには新製品の洗剤もよく買ってました。
でも、ナチュラルクリーニングで掃除するようになってから、
「ここの汚れはセスキだな」「ここは酸性かな」なんて考えながら
以前より考えながら、楽しく掃除出来るようになりました。
キツイ洗剤を使って手荒れしたり、洗剤の独特の洗剤の匂いに
悩まされることもなくなりました。
また、場所に応じた洗剤は必要ないので「洗剤置き場」みたいなのが
なくなりました。シンプルな透明のボトルだけおいておけばいいだけなので、
うっかり出しっぱなしにしても目立ちません。
私の求めるエコ(環境・経済的にもグッド)を追求すると、やはりこれからも
ナチュラルクリーニング一本だと思うし、人にも勧めると思います。
というわけで、これからも引き続きナチュラルクリーニングのアイテムの
便利な使い方を記事にしていきたいと思うのでぜひ参考にしてくださいね!
モリアメでした。
コメントを残す