こんにちは、モリアメです。
猫を飼っている家庭の赤ちゃん、、同じ部屋で子育てするとなるとちょっと悩むところがありますよね。
昔は「子どもが出来たら猫を捨てなければ」なんていう人もいたくらい、猫と赤ちゃんは同居させるべきでないと思う人がいました。
原因は「トキソプラズマ」「猫の毛など」
とにかく、猫は不衛生でばい菌の温床だと思われていたようなのです…(ひどい話)
今はそこまで言う人もいなくなりましたが、実際トキソプラズマの危険性は変わりませんよね。
そこで今回は、
- 赤ちゃんと猫の不安な点6つ
- 我が家の対策
- 実際どうなったか?(5年後)
この内容でお送りします。
これから赤ちゃんが生まれるおうちのママ・パパ。
これさえ読めば、不安が解消されます!
【猫と妊婦&赤ちゃん】不安な点をすべて書き出してみる
当時の不安としては、
- 妊娠中にトキソプラズマなどにかからないか?
- 猫が赤ちゃんをひっかかないか?
- 赤ちゃんが猫の毛でアレルギーになったりしないか
- 猫にストレスがかかるのでは
- (うちは粗相猫だったので)赤ちゃん用品におしっこするかも
- 猫の世話と赤ちゃんの世話、両立できるのか?
どういう対策を施していたのか、一つずつ解説していきます!
【猫と赤ちゃん】妊娠中は特にウンチの処理に気を付けておく
トキソプラズマって、知ってますか?(知ってるよね?)
トキソプラズマは寄生虫なんですが、主に感染した動物を加熱処理を十分に行わずに食べたとき、
また猫のウンチなんかにいて、そこから人の口に入ったときに感染します。
もし妊婦さんに感染した場合、胎盤を通じて赤ちゃんに直接影響が及びます。
特に妊娠後期になると70%の赤ちゃんが重篤な影響を与えるリスクがあり、大変危険なんです。
トキソプラズマは基本的に室内で初めから飼っていた猫より、外飼いにしている猫、また元々捨て猫で最近飼い始めた!というときは特に注意が必要です。
私の場合、トキソプラズマの害はネットで知りました。
赤ちゃんに危険が及ぶことを知り、妊娠している間は糞尿の後始末は基本的に夫にしてもらうようにしました。
自分でするときは、ビニールの手袋をするか、処理後はすぐに手を洗剤で入念に洗っていました。
トキソプラズマは実は猫だけでなく、ガーデニングをする際の土いじりも注意が必要です。
その他にも、上の子がいる場合は砂場なんかにたまに落ちているウンチ(らしきもの)も要注意。
知らずに口に入ると大変なので、猫のうんちのありそうなところにはあまり近寄るのは
避けたほうがいいんです。
たまに「猫がいるんでしょ?大丈夫!?」と言って猫を手放すことを提案して来る年配の方が確かにいるんですが、リスクがあることには間違いはないのです。
だから「対策をしっかり取っています!」とお返事をしておきましょう。
しかし、基本的にずっと家で暮らしている猫にはあまり害はなく、またトキソプラズマの感染源自体は猫以外にも生肉や外の環境にもあることを頭に入れておいてください。
>>NHK生活情報ブログ『妊娠時寄生虫 トキソプラズマの危険』
赤ちゃんがハイハイするようになると、トイレをおもちゃだと思って触りに行きます。
これまではその辺に置いておいたものであっても、少し目を離すと砂場の砂みたいにして遊んじゃう可能性があるんです(恐怖だ…)
部屋を分けられると一番いいんですが、それが出来ない場合もありますよね。そういうときはケージがおすすめです。
ケージには小型のトイレを入れるスペースはあるので、もうトイレはそこでしてもらうのがベスト。
ケージはドアを開け放つときや、猫が苦手な人がお家に来たときなんかにあると便利です。
トイレも中に置いておけば、長時間でも大丈夫。
二階建てのケージだと上の部分だけ開けておけば猫は自分でケージに入ってトイレにオシッコ出来ます。
下は閉めておけばトイレに赤ちゃんが触れないように出来ますよね。
これがベストな方法…というか、これしか方法はありません。(キッパリ)
☝粗相をする猫ちゃんにもケージがおすすめ【猫と赤ちゃん】猫が赤ちゃんをひっかかないか?噛まないか?
ひっかいたや噛んだことは今までほとんどありません。
ほとんど、というのは息子が調子に乗り始めた2歳くらいになって猫をおちょくり出してから猫パンチ(軽く)したりあま噛みしたことがあったくらいです。
子どもがまだゴロンとなって寝ているばかりの時期なんかは猫もまだ
(あいつ…何者や…?)と遠目で観察しているような状態でした。
ギャーギャー泣いたときには(うるさいな…)と迷惑そうな目を向けてはいましたし、あんまりうるさいと遠くへ退散していましたが、ひっかいたり噛んだりして威嚇することはありませんでした。
うちの猫は神経質で、人なれするタイプの猫ではないのですが、息子が赤ちゃんの間はとにかく「あうあう!」とぺしぺし鼻先を叩いても運よく?近寄ってなでなでしても耐えていましたし、耐えられそうになかったら自分から退散していましたね。
赤ちゃんが寝ているときは、母乳の匂いがするのか全身をくまなく嗅いでチェックしていましたし、一緒にベビー布団で寝ているときも多かったし、
なんとか仲良くしてくれていました。
【猫と赤ちゃん】赤ちゃんが猫の毛でアレルギーになったりしないか
猫がいると「毛が飛び散って大変なんじゃ…」「赤ちゃんがアレルギーになるかも」と心配する人は多いですね。
確かに、猫は春から夏の時期(もしくは秋)は特に毛が飛びます。
かさかさ~って体をかいたらふわぁ~っと無数の毛が飛んでます。
しかし、直接赤ちゃんに影響があるか?と言えばそんなこともありませんでした。
そもそも、猫アレルギーは猫を飼っているからといって必ずしも発症するわけではありません。
猫の毛がアレルゲン(アレルギーの原因物質)になり、体内に取り込まれることでくしゃみや咳、身体に湿疹が出るなどのアレルギー症状を引き起こすいわゆる『猫アレルギー』になるのは、元々の体質も影響してくるんです。
元々親が猫アレルギーの場合、遺伝で同じく猫アレルギーを発症する可能性は高いです。
しかし、もし親が猫アレルギーの場合猫をそもそも飼ってないですよね。
当然、猫の毛を散らかしたままほったらかしにしておいたり、掃除を怠った場合には猫アレルギーを発症する可能性は高くなります。
出来るだけ掃除をこまめにし、空気清浄機などで空気を綺麗に保っておくと対策にも繋がります。
また、グルーミングした猫の毛が原因だと言われているので出来たら飛び散る前に赤ちゃんのいない場所でブラッシングして毛を取るお手伝いをするのもアリかと思います。
☝面白いくらいよく取れます。毛の生え代わりの時期に◎
☝ペットの毛も楽々吸い取ってくれるロボット掃除機
うちは綺麗とは言い難い部屋での育児でしたが、それでも今のところ猫アレルギーと診断されたことはありませんし、そんな兆候もありません。
でも、親(特に夫)はアレルギー体質なのでマメな掃除を心がけています。
【猫と赤ちゃん】猫にストレスがかかるのでは?
猫にとっては家族が増えることは確かにストレスかと思います。
赤ちゃんを連れ帰ったときも(なんだあいつ)(うるさいやつ!)とガンをつけていましたが、何をするでもなく遠くから観察していました。
赤ちゃんの頃は動けないので、
(なんかよくわかんないうるさいヤツだけど、何もしないから許す)
と許されていたようですが、ハイハイしたり立って歩けるようになってからは割と追いかけられることが増えたうちの猫…。
今考えてみると多分ストレスがかかっていたのはそのころでしょう。
部屋が狭かったのですぐ追い付かれましたが、猫も素早い動きが得意なのでドンドン逃げます。
こういうときに、キャットタワーがあってよかったなー!とお互い(猫と私)は思いました。笑
さすがに子どもはキャットタワーの上までは追い付けないので、猫の安住の場所はもっぱらキャットタワーの上でした。
猫も息子も健康体なので、今のところストレスはなさそうです。
【猫と赤ちゃん】赤ちゃん用品におしっこするかも
うちは粗相猫だったので、特に私はここは心配でした。
「ベビー布団にされたらいやだなーでもするなー」
とよく出産前は夫に言っていました。
そして、生後2か月の頃に案の定やりました(´;ω;`)予想通りでした。
正直めちゃくちゃ腹が立ったし、半泣きになりながら洗いました。
まだそのころは身体もしんどいし、極力何もしたくない時期だったので辛かったです。
しかし床に寝かせるのをやめ、ベビーベッドを導入してからはベビー布団への粗相は無くなりました。
ベビーベッドの柵は高く、乗るのは意外と手間だったようです。
蚊帳があれば、猫だけでなく蚊などの害虫からも赤ちゃんを守れただろうなー…
もし粗相癖のある猫を飼っていて出産予定のあるのなら蚊帳おすすめです。
うちも欲しいです…。
【猫と赤ちゃん】猫の世話と赤ちゃんの世話、両立できるのか?
結論から言うと、大変でした。
例えば、さっきも書いたようにうちの猫は粗相するんです。
粗相をしたらイライラしたし、させないように常に見張っているのも大変でした。
またオシッコだけでなく、子育てしながらたまにゲロの処理もしていました。
内心(どうして赤ちゃんだけでもこんな大変なのに猫の世話まで…ッ)という思いでいたこともありますね。
まあでも赤ちゃんのほうが後で来たので仕方ないっちゃ仕方ないこと。猫には何の責任もないわけですから、耐えました。
でも、おしっこやゲロより辛かったのが『要求鳴き』でした。
うちの猫は脱走したことがあり、それ以来味をしめてよく「窓開けてー!出してー!」と要求鳴きをしていました。
狭いアパートの一室でちょうど息子が寝入った(苦労して寝かせた)後に「にゃー、にゃーん!」と長い声で鳴かれると…めちゃくちゃイライラしましたね。
(赤ちゃん起きるじゃん!静かに!)と猫を追い出そうとしたことも一度や二度じゃないっす…。
しかし、両立できるか?出来ないかではなく、
しなくてはいけない責任があるのでなんとか頑張りました…!!
ここは努力する以外にないです。。
今では猫がいらんことをしていると「だめよ!」と私の前に息子が猫に「ダメヨ!」と言ってくれます。
案外息子の言うことも聞くようになりましたし、息子も猫を遊び相手としてよく遊んでおります。(喧嘩しているだけかもしれんが)
お互い成長したもんです。
一緒にソファに座ってテレビ見てるのなんて見ると、
「あの時期、頑張ってヨカッタ―。諦めないでヨカッター!」
と自分を褒めたくなるんですよね( ^^) !偉い!
猫と赤ちゃん…癒されますよ~!
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