初めての出産から産後1年半以上経ちました。
最近になって、少しずつ言葉が出るようになり毎日「ほんと可愛いんだからぁ~(*´Д`)」と親になってヨカッタと感じています。
1歳半になって楽になったこと
- 夜しっかり寝てくれるようになった
- 好物ならほっといても自分で食べてくれるようになった
- 意思疎通が少しずつ出来るようになった(何が欲しいとか)
- 可愛さがアップした(喋る・踊るようになったから)
ちょっとしたことではありますが、日々子どもの成長を感じて喜びをかみしめています。
【育児ストレス】楽しいことより辛いことが多かった気がする
それでも、この1年半は本当にしんどかったんです。
正直「子育てには向いてなかった‼」と後悔したこともありました。
でももしこの子を手放す・・・なんてことになったら。
もしこの子が突然死んでしまったら・・・と考えて必死に子育てをしてきました。
例えば生後1か月のころ・・・
夜中に1時間ごと息子が泣き、私はそのたびに身体を起こしてあやしました。
部屋中を歩き回りながら、子どもの泣き声をひたすら聞く。
さらに置いては起きる(泣く)、置いては起きる(泣く)を繰り返し・・・
日中仕事をしている夫を気遣って、寝室を別にしていたんですが疲れと寝不足でイライラはピークに達し、
「どうして寝ないのよぉぉぉぉ!!!!」
と子どもに思い切り怒鳴りつけてしまいました。
その声を聞きつけ、夫が部屋に駆け込んで来てくれたんですが(それまで熟睡していた)
夫がいなかったらと思うと・・・。
5~6カ月のころ
ちょうどたそがれ泣き(夕方にぐずぐずになっちゃうやつ)がひどかった頃です。
夕方4時になると何をしてもギャンギャンぐずぐず・・・
夕飯作らないといけないし、洗濯物も取り込まなきゃならないし、ていうか掃除と食器洗い全般出来てないし!!
家事に追われ、日ごろ自由にできないストレスも相まって・・・
「もう知らない!勝手に泣いてろ!!」
とベビーベッドに置いてトイレに直行。そして大泣きしました。
5分ほど泣いて少しスッキリしてトイレから出て息子を見ると、おもちゃをしゃぶってすっかりご機嫌でした。
10カ月頃のこと
離乳食を全然食べてくれなかった時期がありました。
なぜか今まで好んで食べてくれていたものも一切拒否!
これは食べるか?じゃあこれは?と色々と創意工夫を凝らして市販の物を取り入れてみたり、
ネットでレシピを検索して作ったり・・・と頑張りましたが断固拒否。
そしてスプーンを口に絶対入れない状態に。
「食べさせなきゃ・・・!」と必死になっていたせいもあり、イライラはヒートアップ。
離乳食を食器ごと流しに思い切り叩きつけました。
音に驚いて泣き出すかと思いきや、息子はキョトンと私の(般若のような)顔を覗き込んでいました。
そして手を伸ばしておっぱいを飲ませろと指示。
そこでしばらく離乳食は休ませることを決断しました。
1歳2か月のころ
遊び食べが始まり、何をしても「ポイ」
目を離すと食事を「ポイ」
お茶も「ポイ」してコップごと床に。
「やめて!」
「ダメ!!」
という言葉もむなしく、
それを掃除している間に手を伸ばして食卓のシチューも「ポイ」
カチンときた私は思わず息子の頭をペチーンッと叩いてしまいました・・・
息子はキョトンとして、私の顔を見ながら頭を触っていました・・・。
子どもにカチンとくる・・・というかすでにムカついている
「あ~もうほんとキレそう!!」
となる瞬間って誰しも経験すると思うんです。
特に子育てにおいて、子どもに一度も暴言を吐かなかった、怒鳴りつけなかった、頭ぺちんしなかったという人がいたら見てみたいくらいです。
でも、あとになって冷静に考えてみると子どもがご飯こぼした行為や、泣き続ける行為って今に始まったことじゃないですよね。
「あ~、こぼしちゃったね~」という一言で終わることがどうして「アホ!」頭ペチン!!みたいなことになるんでしょうか。
答えは簡単。
余裕がないから。
そう、そのときって
「家事が山積み残ってる」
「やらなきゃならんことがたくさん残ってる」
「私全然自由きかないのに夫は・・・!」
とかあって、実は事が起こる前に既に腹が立ってるんです。
でも子どもにはご飯しなきゃいけないし、あやさなきゃいけない。
だから我慢して頑張るけど、子どもが何かのスイッチ入れて「も~限界!」となってキレちゃうんですよね。
キレそうになったら・・・試してみてほしいこと【新定番】
キレそうになったら、とりあえず以下のことをしてみてください。
- (子どもを安全なところに置いて)別室に行く。
- 壁に向かって深呼吸する
- 誰かに電話を掛ける
- 子どもを抱いて外に出る
- アホな踊りをする
- 好きな音楽をガンガンかける
- 歌う、歌う、熱唱する。
- 冷たい水で顔を洗う
ところどころ「は?」と思う箇所もあるかとは思いますが、
「ヤバい!」ってなったときにどれか一つでいいので試してみてください。
特に「アホな踊りをする」はすぐにできておススメです。
泣き叫ぶ子どもの前で、
ご飯で散らかった床の上で、
例えば『チューチュートレイン』のアレをしているところを想像してください。(しかも一人)
・・・いや、真剣ですよ?
ちなみに育児エッセイ『たまご絵日記』の著者ナナイロさんは、『たまこ絵日記2』で、
NHK『いないいないばあ』のうーたんに扮して自分を解放→キレ回避していると描かれていました。
毎日のように見ているうーたんなら確かにイケそうですね!
【それでも】もしキレて子どもに暴力をふるってしまったら
多分キレてしまったら、たいていの人はそこで「ハッ」と我に返るはずです。
そこで子どもを抱きしめる余裕があればすぐに子どもを抱きしめてあげてください。(そこで傷や怪我を見ておく)
「ごめんね」ときちんと子どもに謝れれば(たとえ低月齢であっても)大丈夫です。
頭を冷やしましょう。
それでもダメな時・繰り返してしまうときはすぐに誰かに電話してください。
電話する人を悩むという人はホットラインに電話を。
<全国子育て・虐待防止ホットライン>
0570-011-077:月~金 10時~17時 土 10時~16時 祝日を除く
メール相談:http://www.jcapnet.jp/ 携帯:http://www.jcapnet.jp/m/
子育ては本当に大変です。
電話したからって警察が飛んでくるわけではないので安心して辛い気持ちを聞いてもらって少しでも楽になってくださいね。
母なら誰もが通る道・・・でも誰でも大丈夫というわけではない。
「母親なんだから!」
「母親なのに最低!」
とか勝手なことを周囲は言うかもしれませんが、子育ては誰にでも軽々出来るものではありません。
たとえば、Aさんは勉強はできないけど運動は得意。
Bさんは勉強は得意だけど運動は苦手。
BさんにAさんと同じような運動プログラムを渡して「さあやれ!何!?出来んと言うのか!お前最低だな!」とか言わないですよね。
誰でも出来ることなんて存在しないのに、育児だけ「母親だから」という理由で出来るわけないんです。
出来る範囲で母親すればいい。
Bさんも、運動は苦手でも玉入れくらいは出来るんじゃないでしょうか?
そういうことです。
おススメ
『たまご絵日記』① ② ナナイロペリカン著
(ブログには過去の育児日記も掲載されていて面白い・参考になります)
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