ども、雨です!
今日は無添加石けんブームの火付け役、『アレッポの石けん』についてレポしていきます。
『アレッポの石けん』は石けんの原点をいくものだった。
あの独特な色!
ずっりしとした重さ!
この石けんが日本でよく知られるようになってからもうだいぶ経つので、ドラッグストアや量販店では普通に置かれていてもう試してみた方も多いと思います。
そもそも、『アレッポの石けん』とはシリアで千年以上の歴史を持つ完全な無添加石けんです。
古代エジプト、中世ヨーロッパの王侯貴族に愛用されたこの石けんは地中海の豊かな自然と気候の中だけでできる良質なオリーブが使われています。
シリア産のオリーブとトルコ産の月桂樹オイル。
この二つを贅沢に使い、そのほかの余計なものを一切使わず伝統の『釜焚き製法』で作られています。
『アレッポの石けん』ってこんな感じ。
表面はざらざらしています。
持ってみると……、石けん界では結構な重量級だと思います。
香りは完全に、油脂の匂いですね。いかにも無添加といった香り。
実は『アレッポの石けん』は作りたては緑色なんです!オリーブの果肉や皮の色なんです。私たちの手元に来るのはシリアで2年間乾燥熟成させたものです。
現地では身体や顔を洗うだけでなく、洗髪、食器洗い、掃除などにも使われています。一個がすごく大きいのはそういった理由もあるんですね。
オリーブオイルが肌に良い理由
クレンジンオイルなど、美容に良いとされる製品でオリーブオイルを使ったものが最近たくさんあります。
理由はオリーブオイルが人の肌と似た組成をもつオレイン酸を多く含んでいるから。
だから必要な潤いを補いながら、洗浄できる。
余計なものが入ってないから、敏感肌や乾燥肌にも優しいんですね。
『アレッポの石けん』の泡立ちはどう?
意外とよかったです! 石みたいにな外見とは裏腹に、お湯につけると泡立ちまで意外と早かったのには驚きでした。
↑少し茶色い泡。キメはそんなに細かくはないです。
洗い上がりは思ったよりさっぱりとしています。つっぱる、という感じはないですが。
『アレッポの石けん』で洗顔をして分かったこと。
洗顔してみてわかったんですが、意外と匂いがきつい!
洗顔する前や、石けんの状態ではわからなかったことです。
なんというか……何とも言えない独特の香りです。正直慣れてない人だと「臭い」と感じてしまうかもしれません。
いかに香料入りの石けんを今まで当然と思っていたかわかります。
だって日本人の人に「石けんの香り」というのと、シリアの人に「石けんの香り」というのとでは全く別の答えが返ってくるということですもんね。ちょっとカルチャーショックです。
最後に
今ニュースでも報じられているように、シリアのアレッポでも戦争が激化しています。毎日石けん工場では多くの人が働き、生活に根付いてきた『アレッポの石けん』
日本でもこの石けんのファンは多いですが、この石けんを入手するのには戦火をかいくぐるために輸入に時間と労力がかかっています。
多くの罪のない人々の平和な日常が戻り、伝統のある素晴らしい石けんを何の不安もなく製造でき、人々が働ける日が来るのを祈っています。
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