こんにちは、モリアメです。
先日、3才の息子が突然!突然夜中に高熱を出して翌朝けいれんを起こしました。
正直これまで「痙攣なんて特別身体の弱い子のこと」と思っていたので
実際目の当たりにして死ぬほど驚きましたし、恐怖でした…。
初めて子どもの熱性けいれんを見た私の体験談と、その時考えたこと。
「けいれん、今後どういう対処をすればいいのか?」
「保育園にはどう伝えればいい?」
「けいれんの座薬っていつ入れるの!?」
「救急車呼ぶ基準って何!?」
などの疑問を小児科の先生にぶつけてきたのでまとめておきます。(自分のためにも)
熱性けいれんはうちには関係ない!と思っているあなた!
しっかり読んでおいたほうがいいです…。
【恐怖!熱性けいれん】子どもがけいれんを起こしたときの話
つい最近の話です。
けいれんを起こしたのは朝でした。
早朝に夫を仕事に送り出し、前日から突然高熱を出した息子を小児科に連れて行こうと考えていた時です。
前日の夜に突然(前触れもなく)39度以上の熱を出した息子。
身体が弱いわけでもなかったんですが、これまでもそのくらいの熱を出したこともあったし
「まあ子どもの熱だから突然上がって下がるだろう」くらいの気持ち。
息子はぐっすり寝ていたので私も余裕がありました。
病院には(妊婦・酷暑・車無し)なのでタクシーを呼ぶかーと思っていた矢先、
突然布団で寝ていた息子が白目をむき、カタカタ震え出しました。
「○○(息子の名前)!?」
驚いて名前を呼びましたが、当然応えません。
カタカタ、かちかち、と歯と体を震わせながらよだれを垂らしていました。
顔色がみるみる青白くなっていき、瞬間的に息子の「死」がちらつきました。
(これ…たぶん熱性けいれんだ…!)
(どうしよう、どうしよう…死んじゃう)
(口に何か入れて舌を守るんじゃなかった?!)
(救急車呼ぶべき?夫に電話しなきゃ…!)
携帯を片手に色々考えます。
脳裏にパッと育児書に載っていた対処法が出ていたのを思い出しました。
(息子を触らず、時間を計る!)
「いち、にー、さん…」
震え続ける子どもを見つめながら、必死に数字を数えます。
すると、しばらくして息子の動きがとまりまた目を閉じて寝始めました。
けいれんの時間はおよそ2分。たった2分なのに、永遠に感じました。
私は慌ててネットで熱性けいれんについて調べ、救急車呼ばずにかかりつけの小児科に
指示を仰ぐことにしました。
私「あの、3才の息子が熱性けいれんを起こしたんですが、どうすればいいですか?」
小児科「もう収まりましたか?何分くらいでした?…それでしたら、すぐ来られます?」
私「今からタクシーで行こうと思うので、30分くらいかかると思います」
小児科「わかりました。すぐ連れてきてください」
特に救急車呼ぶようには言われなかったので、私は(予定通り)すぐタクシーを呼んで病院に連れていくことにしました。
息子は依然ぐったりと眠っていて、抱いても着替えさせてもほとんど目を開けることはなく病院につきました。
念のため夫にはメールで「息子がけいれん発作を起こしたから今から病院に行きます」と送っておきました。
【熱性けいれん】小児科で聞かれたこと。けいれんを動画に撮る?!
いつもの小児科につくと、すぐ診察に案内してもらえました。
ぐったりしている息子を抱っこして先生の前に座りました。
先生に聞かれたことは、以下の通り。
- 何分くらいで止まったか(だいたい2分)
- そのときどんな体勢だったか(身体を固くして両腕でガッツポーズ)
- 顔色はどんな感じだったか(青白くなった)
- いつからどのくらい熱が出ているか(昨晩から40度近く)
- けいれんは何度目?(初めて)
- 解熱剤は入れた?(入れてない)
- けいれんの後の様子(ぐったりをしていて、そのまま寝た)
- けいれんの後、身体は固かった?それともグニャグニャ?(どちらかというと固い)
- →寝ているくらいの身体の硬さ?(そうです)
熱性けいれんで重要なのは、その際の子どもの様子をしっかり観察しておくことと、
慌てず騒がず時間を計って見守ること…のようです。
先生「出来たら動画なんて撮れるといいですね」
そんな余裕ないよー!( ;∀;)と思いましたが、きっとそれほど観察が重要なんだと思います。
特に、けいれんを起こしているときの体勢は見ておくべきです。
先生によると、左右対称の体勢(腕のあげ方とか)によればけいれんでない可能性もあり危険だそう。
けいれんの後に身体が固まった状態(こう着状態)か妙に柔らかかったか?というのも聞かれました。
うちは固いような気もしたけど、寝ているときくらいのぐったりさだと別に大丈夫だそうなので安心しました。
【熱性けいれん】救急車呼ぶ基準を知る
先生には丁寧に説明を受けました。
けいれんについての冊子も渡されました。
けいれんの原因としては、簡単に言うと高熱で脳の信号が混乱して起こるようです。
多くの場合は命に係わることもなく、後遺症に関しても心配はいらないそう。
慌てるけど。超怖いけど!
先生に言われた「救急車呼ぶ基準」は次のようなこと。
- けいれんが7分くらいになった
- 左右対称の体勢じゃない
- 意識が戻らない状態
- 2回以上けいれんを繰り返した
- 熱が無い
- けいれん止めの座薬をしてるにも関わらずけいれんした
あと「けいれんを起こしたときに身体をゆすったり、口の中に何か突っ込まないでね」とも言われました。
聞くと、子どもが思い切り口を切ったり指を入れたりするとかみちぎったりしたりするからだそう…(ヒエー!)
「昔は口にタオルを入れて!なんて言ってたけど、実際けいれんを起こしたときは舌は奥にいくから必要ないのよ」
とサラッと言われて目から鱗。これまでの常識っていったい…って感じでした。
なにはともあれ、けいれんを起こしたあと電話で指示を受けてから受診すること自体はよかったようです。
息子はその場でけいれん止めの座薬(ダイアップ座薬)を入れてもらいました。
【熱性けいれん】保育園に伝えておくこと
通園出来るようになったあとに保育園の日誌に熱性けいれんがあったことを書きました。
するとお迎えの時に担任の先生や園長先生や保健の先生と面談がありました。
(ここで熱性けいれんが重大なことだったと改めて知る…)
話によると、
とのことでした。
園ですごく心配してくださり、話し合って今後熱が少しでも上がるようならけいれん止めの薬の指示を小児科で仰ぐことにしました。
そして必要であればけいれん止めの薬を保育園でも置いておいてもらうことにしました。
もちろん、けいれんを起こす子は息子だけでなく他にも数名いるようですがけいれんを起こす子はマメに熱が出てないか診ているようでした。
(うーん、知らなかった…)
【熱性けいれん】座薬を入れるタイミングを見極める
熱性けいれんを起こす子の家には一つは必ず置いてあると思いますが、けいれんには座薬です。
ダイアップ(けいれんの座薬)の説明のパンフにはこう書いてあります。
熱性けいれんは、体温が急激に上昇するときに起こりやすいので、37.5℃前後の発熱に気づいたときには、出来るだけ速やかに、坐剤を一個肛門内に深めに挿入してください。そして、38℃以上の発熱が続く場合は、8時間後にもう一度坐剤を挿入して下さい。通常、2回の投与で終了となります。
つまり、熱が上がる前に投与することが重要だそうなんです。
子どもは急に熱が上がるので、本当に気を付けておかないといけませんね…。
今後冬の風邪シーズンが怖いっす…。。
【熱性けいれん】慌てず、騒がず、落ち着いて対処すること
熱性けいれんは突然起こります。
けいれんを起こしやすい子という基準はあまりないようで、とにかく突然起こります。
うちは寝ている間に起きたんですが、前兆としては熱が突然グングン上がっているとき。
また身体が弱っているときなんかは注意しておいた方がいいようです。
ネットではけいれんを起こす子のママ曰く、
「熱が上がっているのに手足が冷たい時はヤバい」という情報もありました。
確かにうちもけいれん前は手足が冷えてました。これはかなり確証が持てますね。
「うちは熱性けいれんは関係ないなー!」と思っている人。
私もそう思っていたんですが、子どもにはいつ何が起こるか誰もわかりません。
私は当時ネットで調べましたが、出来たらちゃんとした育児書や子どもの病気に関する本があると安心です。
実際、私は育児書に出てた病気の対処法を事前に見て対処出来ました。
持ってないというご家庭は一冊あれば何かあった時に助かるので買ったほうがいいです。
↑写真やイラストも豊富で見やすいのでおすすめ!
モリアメでした。
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